前澤工業 2013年5月期 売上高5.6%増 純利益75.7%増

前澤工業（6489・東証1部）が7月12日発表した2013年5月期の連結決算は増収増益だった。売上高が5.6%、純利益が75.7%前の期より増加した。同時に発表した2014年5月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が7.5%増となる一方、純利益は35.2%減を予想している。

前澤工業は7月12日午後3時、2013年5月期の連結決算を発表した。売上高は5.6%増の276億円となり、前の期より14億7500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は75.1%増の11億3100万円だった。営業利益率は4.1%となり、前の期の2.5%から1.6ポイント上昇した。経常利益は78.7%増の10億900万円、純利益は75.7%増の8億4800万円だった。自己資本利益率（ROE）は6%と、前の期の3.6%より2.4ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は46円26銭。

決算と同時に2014年5月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は7.5%増の297億円と、20億8400万円の増収を見込む一方、営業利益は32.8%減の7億6000万円、経常利益は33.6%減の6億7000万円の減益となる見通し。EPSは30円を予想している。