JSR 2013年4-6月決算 売上高1.3%減 純利益1.0%増

ゴム・電子材料メーカーのJSR（4185・東証1部）が7月29日発表した2013年4～6月の業績は減収増益だった。売上高は前年同期比1.3%の減収となったが、純利益が1.0%増加した。

JSRは7月29日午後1時、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。売上高は1.3%減の917億円となり、前年同期より12億2800万円減少。一方、本業のもうけを示す営業利益は6.8%増の93億1300万円となった。営業利益率は前の期より0.8ポイント上昇し10.2%となった。経常利益は9.0%増の109億円、純利益は1.0%増の68億8200万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比11.7％増の4150億円、営業利益は同22.1％増の430億円、経常利益は同8.1％増の470億円、純利益は同4.0％増の315億円を予想している。予想1株利益は132円66銭。