キングジム 2013年6月期 売上高2.2%減 純利益12.3%減

文具メーカーのキングジム（7962・東証1部）の2013年6月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.2%、純利益が12.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は19円45銭だった。

2014年6月期は純利益が5.2%減、1株当たり純利益（EPS）18円43銭を見込んでいる。

キングジムは8月2日午後4時、2013年6月期の連結決算を発表した。売上高は2.2%減の292億円となり、前の期より6億6800万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は34.6%減の6億6100万円。営業利益率は前の期より1.1ポイント低下し2.3%となった。経常利益は20.3%減の8億円、純利益は12.3%減の5億3800万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.3%となり、前の期の3.8%より0.5ポイント悪化。

決算と同時に2014年6月期の業績予想を公表し、売上高が3.8%増の304億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比21.0％増の8億円を計画。経常利益は同6.2％増の8億5000万円、純利益は同5.2％減の5億1000万円、EPSは18円43銭を見込んでいる。