リンク・ワン

株式会社リンク・ワンは2011年に倒産した企業です。同社は外食企業向け人材サービスや飲食事業を展開していました。

歴史

リンク・ワンは外食企業向け人材派遣事業で2001年7月に創業しました。人材派遣に加え、研修事業なども事業に加え、創業から3年後の2004年7月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。同年12月にはエフ・アンド・エムマネジメントの増資を引き受け、関連会社としました。

2005年、スープカレー店「心」のフランチャイズ展開を開始し、飲食事業に進出しました。

しかし2006年2月期に営業損益段階からの赤字に転落、以降赤字決算が続きます。2007年、TRNコーポレーション（旧店舗流通ネット）に対し第三者割当増資を行い、TRNコーポの子会社となりました。

2008年2月期、3期連続の最終赤字を計上し、債務超過に転落。2008年5月にハークスレイがTRNコーポの株式を取得しハークスレイの子会社となりましたが、8月にはTRNコーポはリンク・ワン株を売却。同社はハークスレイの子会社から外れました。

2010年5月、有価証券報告書の虚偽記載が発覚。2011年4月、時価総額が5億円を下回り、上場廃止基準に抵触したことで上場廃止となりました。