サンエー 2013年2月期 営業収益2.0%増 純利益10.9%減

サンエー（2659・東証1部）が4月8日発表した2013年2月期の連結決算は増収減益だった。営業収益が前の期に比べ2.0%増加したが、純利益は10.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は350円21銭だった。

2014年2月期は増収増益を計画。営業収益3.4%増、純利益9.0%増、1株当たり純利益（EPS）381円61銭を見込んでいる。

サンエーは4月8日午後3時、2013年2月期の連結決算を発表した。営業収益は2.0%増の1489億円となり、前の期より29億2900万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は5.8%減の98億9000万円だった。営業利益率は前の期より0.6ポイント低下し6.6%となった。経常利益は5.1%減の101億円、純利益は10.9%減の55億9700万円だった。自己資本利益率（ROE）は8%となり、前の期の9.8%より1.8ポイント悪化した。

決算と同時に2014年2月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。営業収益は3.4%増の1540億円を計画。営業利益は3.7%増の102億円を予想。経常利益は2.8%増の104億円、純利益は9.0%増の60億9800万円、EPSは381円61銭を見込んでいる。