日立ハイテクノロジーズ 2013年3月期 売上高10.9%減 純利益14.7%減

日立ハイテクノロジーズ（8036・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より10.9%、純利益が14.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は88円45銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高11.2%増、純利益61.9%増、1株当たり純利益（EPS）143円23銭を見込んでいる。

日立ハイテクノロジーズは4月23日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.9%減の5754億円となり、前の期より703億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は25.6%減の189億円。営業利益率は前の期の3.9%より0.6ポイント低い3.3%だった。経常利益は23.4%減の200億円、純利益は14.7%減の121億円だった。自己資本利益率（ROE）は4.7%と、前の期の5.8%より1.1ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は11.2%増の6400億円を計画。営業利益は47.7%増の280億円を予想。経常利益は39.3%増の280億円、純利益は61.9%増の197億円、EPSは143円23銭を見込んでいる。