トーメンエレクトロニクス 2013年3月期 売上高9.1%増 純利益33.2%減

トーメンエレクトロニクス（7558・東証1部）が4月24日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ9.1%増加したが、純利益は33.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は128円02銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高9.2%増、純利益18.3%増、1株当たり純利益（EPS）151円48銭を見込んでいる。

トーメンエレクトロニクスは4月24日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は9.1%増の1510億円となり、前の期より126億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は34.6%減の26億6200万円だった。営業利益率は1.8%となり、前の期の2.9%から1.1ポイント低下した。経常利益は35.3%減の27億100万円、純利益は33.2%減の20億7000万円だった。自己資本利益率（ROE）は5%となり、前の期の7.8%より2.8ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.2%増の1650億円を計画。営業利益は43.5%増の38億2000万円を予想。経常利益は38.8%増の37億5000万円、純利益は18.3%増の24億5000万円、EPSは151円48銭を見込んでいる。