日本航空電子 2013年3月期 売上高15.3%増 純利益56.6%増

日本航空電子工業（6807・東証1部）が4月24日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

日本航空電子は4月24日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は15.3%増の1296億円となり、前の期より172億円増加。本業のもうけを示す営業利益は31.9%増の86億円だった。営業利益率は前の期の5.8%より0.8ポイント高い6.6%だった。経常利益は34.2%増の77億3900万円、純利益は56.6%増の50億6300万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.8%となり、前の期の5.4%より2.4ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は55円89銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が15.7%増の1500億円、営業利益は27.9%増の110億円を見込む。EPSは71円75銭を予想している。