日本ケンタッキー・フライド・チキン 2013年3月期 売上高2.6%減 純利益9.2%増

日本ケンタッキー・フライド・チキン（9873・東証2部）が4月24日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は2.6%の減収となったが、営業利益は0.2%、純利益は9.2%増加した。1株当たり純利益（EPS）は53円64銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高3.8%増、純利益12.1%増、1株当たり純利益（EPS）60円17銭を見込んでいる。

日本ケンタッキー・フライド・チキンは4月24日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.6%減の858億円となり、前の期より22億6000万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は0.2%増の23億9500万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.1ポイント上昇し2.8%となった。経常利益は1.5%増の25億600万円、純利益は9.2%増の12億300万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.2%となり、前の期の4.7%より0.5ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は3.8%増の891億円を計画。営業利益は0.6%増の24億1000万円を予想。経常利益は1.7%増の25億5000万円、純利益は12.1%増の13億5000万円、EPSは60円17銭を見込んでいる。