トランコム 2013年3月期 売上高8.2%増 純利益15.4%増

トランコム（9058・東証1部）が4月25日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

トランコムは4月25日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.2%増の882億円となり、前の期より66億6500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は11.0%増の42億6800万円だった。営業利益率は4.8%となり、前の期の4.7%から0.1ポイント上昇した。経常利益は8.0%増の41億300万円、純利益は15.4%増の23億4600万円だった。自己資本利益率（ROE）は14.5%となり、前の期の14.1%より0.4ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は242円53銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が14.6%増の1010億円、営業利益は14.6%増の48億9000万円を見込む。EPSは284円43銭を予想している。