イビデン 2013年3月期 売上高5.0%減 純利益79.0%減

イビデン（4062・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.0%、純利益が79.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は15円97銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高1.4%増、純利益303.2%増、1株当たり純利益（EPS）65円18銭を見込んでいる。

イビデンは4月25日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.0%減の2859億円となり、前の期より149億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は65.1%減の54億1900万円。営業利益率は前の期の5.2%より3.3ポイント低い1.9%だった。経常利益は33.0%減の108億円、純利益は79.0%減の22億3200万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.8%となり、前の期の4%より3.2ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は1.4%増の2900億円を計画。営業利益は232.2%増の180億円を予想。経常利益は56.1%増の170億円、純利益は303.2%増の90億円、EPSは65円18銭を見込んでいる。