栄研化学 2013年3月期 売上高3.4%増 純利益68.0%増

栄研化学（4549・東証1部）が4月25日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が3.4%、純利益が68.0%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は134円98銭だった。

2014年3月期は純利益が29.9%減、1株当たり純利益（EPS）94円62銭を見込んでいる。

栄研化学は4月25日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.4%増の286億円となり、前の期より9億4300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は7.8%増の25億4800万円だった。営業利益率は前の期の8.5%より0.4ポイント高い8.9%だった。経常利益は10.6%増の28億1200万円、純利益は68.0%増の24億5300万円だった。自己資本利益率（ROE）は10.9%となり、前の期の7%より3.9ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が3.9%増の297億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比5.6％増の26億9000万円を計画。経常利益は同4.0％減の27億円、純利益は同29.9％減の17億2000万円、EPSは94円62銭を見込んでいる。