栄研化学 2013年4-6月決算 売上高1.6%増 純利益3.9%増

臨床検査薬メーカーの栄研化学（4549・東証1部）が7月24日発表した2013年4～6月の業績は増収増益となった。売上高が前年同期に比べ1.6%、純利益は3.9%増加した。

栄研化学は7月24日午後3時、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。売上高は1.6%増の75億5700万円となり、前年同期より1億1900万円増加。本業のもうけを示す営業利益は3.6%増の8億4300万円だった。営業利益率は前の期の10.9%より0.3ポイント高い11.2%だった。経常利益は0.6%増の8億7700万円、純利益は3.9%増の5億6300万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比3.9％増の297億円、営業利益は同5.6％増の26億9000万円、経常利益は同4.0％減の27億円、純利益は同29.9％減の17億2000万円を予想している。予想1株利益は94円54銭。