鳥居薬品 2013年3月期 売上高7.3%増 純利益29.2%減

鳥居薬品（4551・東証1部）が4月25日発表した2013年3月期の非連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ7.3%増加したが、純利益は29.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は65円36銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高6.1%増、純利益8.1%減、1株当たり純利益（EPS）は60円07銭を計画している。

鳥居薬品は4月25日午後3時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は7.3%増の522億円となり、前の期より35億7700万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は32.7%減の27億9400万円だった。営業利益率は5.3%となり、前の期の8.5%から3.2ポイント低下した。経常利益は31.9%減の29億5200万円、純利益は29.2%減の18億4900万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.4%と、前の期の3.5%より1.1ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は6.1%増の555億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は3.4%減の27億円、経常利益は5.2%減の28億円、純利益は8.1%減の17億円と減益を予想。EPSは60円07銭を見込んでいる。