NECフィールディング 2013年3月期 売上高1.3%増 純利益11.3%減

NECフィールディング（2322・東証1部）が4月25日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.3%増加したが、純利益は11.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は65円26銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高2.2%増、純利益43.3%増、1株当たり純利益（EPS）93円51銭を見込んでいる。

NECフィールディングは4月25日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.3%増の1858億円となり、前の期より24億300万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は11.3%減の80億8800万円だった。営業利益率は4.4%となり、前の期の5.0%から0.6ポイント低下した。経常利益は29.8%減の66億1600万円、純利益は11.3%減の35億5900万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.6%となり、前の期の5.3%より0.7ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は2.2%増の1900億円を計画。営業利益は5.1%増の85億円を予想。経常利益は28.5%増の85億円、純利益は43.3%増の51億円、EPSは93円51銭を見込んでいる。