ケーヒン 2013年3月期 売上高13.4%増 純利益37.3%減

ケーヒン（7251・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ13.4%増加したが、純利益は37.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は35円91銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高13.2%増、純利益152.2%増、1株当たり純利益（EPS）90円59銭を見込んでいる。

ケーヒンは4月26日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は13.4%増の2949億円となり、前の期より349億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は7.4%減の100億円だった。営業利益率は3.4%となり、前の期の4.2%から0.8ポイント低下した。経常利益は3.9%減の110億円、純利益は37.3%減の26億5600万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.1%と、前の期の3.5%より1.4ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は13.2%増の3339億円を計画。営業利益は59.8%増の160億円を予想。経常利益は42.6%増の157億円、純利益は152.2%増の67億円、EPSは90円59銭を見込んでいる。