日本プラスト 2013年3月期 売上高14.6%増 最終赤字36億1200万円

日本プラスト（7291・東証2部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は3億8300万円、最終赤字は36億1200万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

日本プラストは4月26日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は3億8300万円の赤字（前期24億3500万円の黒字）、経常損益は4億6100万円の赤字（同23億9600万円の黒字）、最終損益は36億1200万円の赤字（同19億8900万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比14.6％増の941億円だった。

最終損失の計上により純資産は165億円となり、前の期から24億2400万円減少した。自己資本比率は24.5%となり、前の期より8.6ポイント低下した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は19億円の黒字、経常損益は16億円の黒字、最終損益は8億円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は48円84銭を見込んでいる。