リコーリース 2013年3月期 売上高1.5%増 純利益8.5%増

リコーリース（8566・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が1.5%、純利益が8.5%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が0.9%増となる一方、純利益は6.0%減を予想している。

リコーリースは4月26日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.5%増の2340億円となり、前の期より33億7300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は1.2%増の170億円だった。営業利益率は7.3%で前の期と変わらずだった。経常利益は0.5%増の169億円、純利益は8.5%増の102億円だった。自己資本利益率（ROE）は前の期と変わらずの8.9%だった。1株当たり純利益（EPS）は327円26銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.9%増の2360億円と、19億9100万円の増収を見込む一方、営業利益は6.1%減の160億円、経常利益は6.0%減の159億円の減益となる見通し。EPSは307円52銭を予想している。