丸井 2013年3月期 売上高1.2%減 純利益152.4%増

丸井グループ（8252・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.2%の減収となったが、営業利益は34.8%、純利益は152.4%増加した。1株当たり純利益（EPS）は48円43銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高1.4%増、純利益20.7%増、1株当たり純利益（EPS）58円46銭を見込んでいる。

丸井は4月26日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.2%減の4073億円となり、前の期より50億4200万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は34.8%増の242億円と増益を確保。営業利益率は前の期の4.4%より1.6ポイント高い6.0%だった。経常利益は38.7%増の244億円、純利益は152.4%増の132億円だった。自己資本利益率（ROE）は4.5%となり、前の期の1.8%より2.7ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は1.4%増の4130億円を計画。営業利益は9.1%増の265億円を予想。経常利益は10.5%増の270億円、純利益は20.7%増の160億円、EPSは58円46銭を見込んでいる。