豊田通商 2013年3月期 売上高6.6%増 純利益1.9%増

豊田通商（8015・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

豊田通商は4月26日午後1時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.6%増の6兆3043億円となり、前の期より3875億円増加。本業のもうけを示す営業利益は25.4%増の1158億円だった。営業利益率は前の期の1.6%より0.2ポイント高い1.8%だった。経常利益は8.4%増の1248億円、純利益は1.9%増の674億円だった。自己資本利益率（ROE）は9.6%と、前の期の10.7%より1.1ポイント悪化した。1株当たり純利益（EPS）は192円58銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が19.0%増の7兆5000億円、営業利益は33.8%増の1550億円を見込む。EPSは202円40銭を予想している。