三菱重工業 2013年3月期 売上高0.1%減 純利益296.6%増

三菱重工業（7011・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は0.1%の減収となったが、営業利益は46.1%、純利益は296.6%増加した。1株当たり純利益（EPS）は29円01銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高11.8%増、純利益2.7%増、1株当たり純利益（EPS）29円80銭を見込んでいる。

三菱重工業は4月26日午後1時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.1%減の2兆8178億円となり、前の期より30億3900万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は46.1%増の1635億円と増益を確保。営業利益率は5.8%となり、前の期の4.0%から1.8ポイント上昇した。経常利益は72.9%増の1490億円、純利益は296.6%増の973億円だった。自己資本利益率（ROE）は7.4%と、前の期の1.9%より5.5ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は11.8%増の3兆1500億円を計画。営業利益は16.2%増の1900億円を予想。経常利益は7.4%増の1600億円、純利益は2.7%増の1000億円、EPSは29円80銭を見込んでいる。