デンソー 2013年3月期 売上高13.5%増 純利益103.5%増

デンソー（6902・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

デンソーは4月26日午前11時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は13.5%増の3兆5809億円となり、前の期より4262億円増加。本業のもうけを示す営業利益は63.2%増の2623億円だった。営業利益率は前の期の5.1%より2.2ポイント高い7.3%だった。経常利益は63.8%増の2960億円、純利益は103.5%増の1816億円だった。自己資本利益率（ROE）は8.4%となり、前の期の4.5%より3.9ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は226円59銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が6.1%増の3兆8000億円、営業利益は8.6%増の2850億円を見込む。EPSは243円88銭を予想している。