日東電工 2013年3月期 売上高11.2%増 純利益41.1%増

日東電工（6988・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

日東電工は4月30日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は11.2%増の6756億円となり、前の期より679億円増加。本業のもうけを示す営業利益は21.6%増の686億円だった。営業利益率は前の期の9.3%より0.9ポイント高い10.2%だった。経常利益は15.3%増の673億円、純利益は41.1%増の438億円だった。自己資本利益率（ROE）は9.5%となり、前の期の7.3%より2.2ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は266円35銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が13.2%増の7650億円、営業利益は39.8%増の960億円を見込む。EPSは407円06銭を予想している。