沖縄電力 2013年3月期 売上高0.2%増 純利益37.9%減

沖縄電力（9511・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.2%増加したが、純利益は37.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は247円20銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高9.6%増、純利益7.4%減、1株当たり純利益（EPS）は228円95銭を計画している。

沖縄電力は4月30日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.2%増の1664億円となり、前の期より3億6400万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は29.8%減の89億6900万円だった。営業利益率は前の期の7.7%より2.3ポイント低い5.4%だった。経常利益は38.6%減の63億700万円、純利益は37.9%減の43億1800万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.2%となり、前の期の5.4%より2.2ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は9.6%増の1824億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は4.1%減の86億円、経常利益は9.6%減の57億円、純利益は7.4%減の40億円と減益を予想。EPSは228円95銭を見込んでいる。