セブン工業 2013年3月期 売上高0.8%減 純利益64.0%増

セブン工業（7896・東証2部）が4月30日発表した2013年3月期の非連結決算は減収増益だった。売上高は0.8%の減収となったが、営業利益は29.5%、純利益は64.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は14円39銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高6.1%増、純利益39.8%増、1株当たり純利益（EPS）20円12銭を見込んでいる。

セブン工業は4月30日午後1時20分、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は0.8%減の116億円となり、前の期より8900万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は29.5%増の2億8000万円と増益を確保。営業利益率は前の期より0.6ポイント上昇し2.4%となった。経常利益は29.6%増の2億3200万円、純利益は64.0%増の2億1400万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.3%となり、前の期の2.7%より1.6ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.1%増の124億円を計画。営業利益は42.7%増の4億円を予想。経常利益は50.3%増の3億5000万円、純利益は39.8%増の3億円、EPSは20円12銭を見込んでいる。