三洋化成 2013年3月期 売上高1.1%増 純利益12.8%増

三洋化成工業（4471・東証1部）が4月30日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

三洋化成は4月30日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.1%増の1426億円となり、前の期より16億1100万円増加。本業のもうけを示す営業利益は7.4%増の61億8600万円だった。営業利益率は4.3%となり、前の期の4.1%から0.2ポイント上昇した。経常利益は4.4%増の72億6600万円、純利益は12.8%増の41億7900万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.7%と、前の期の4.3%より0.4ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は37円89銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が8.7%増の1550億円、営業利益は19.6%増の74億円を見込む。EPSは44円43銭を予想している。