出光興産 2013年3月期 売上高1.5%増 純利益22.1%減

出光興産（5019・東証1部）が5月2日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.5%増加したが、純利益は22.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は1254円51銭だった。

2014年3月期は純利益が1.7%増、1株当たり純利益（EPS）1275円33銭を見込んでいる。

出光興産は5月2日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.5%増の4兆3746億円となり、前の期より643億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は19.8%減の1106億円だった。営業利益率は2.5%となり、前の期の3.2%から0.7ポイント低下した。経常利益は18.3%減の1091億円、純利益は22.1%減の501億円だった。自己資本利益率（ROE）は8.1%となり、前の期の11.7%より3.6ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が4.0%増の4兆5500億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比28.6％減の790億円を計画。経常利益は同32.6％減の735億円、純利益は同1.7％増の510億円、EPSは1275円33銭を見込んでいる。