図研 2013年3月期 売上高2.0%減 純利益82.8%減

図研（6947・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.0%、純利益が82.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は13円08銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高6.2%増、純利益51.2%増、1株当たり純利益（EPS）19円78銭を見込んでいる。

図研は5月7日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.0%減の178億円となり、前の期より3億6700万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は59.8%減の3億5400万円。営業利益率は前の期より2.8ポイント低下し2.0%となった。経常利益は50.1%減の4億8900万円、純利益は82.8%減の3億400万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.1%と、前の期の6.5%より5.4ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.2%増の190億円を計画。営業利益は83.3%増の6億5000万円を予想。経常利益は51.1%増の7億4000万円、純利益は51.2%増の4億6000万円、EPSは19円78銭を見込んでいる。