住友重工 2013年3月期 売上高6.1%減 純利益69.9%減

住友重機械工業（6302・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より6.1%、純利益が69.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は9円56銭だった。

2014年3月期は純利益が138.7%増、1株当たり純利益（EPS）22円81銭を見込んでいる。

住友重工は5月8日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.1%減の5858億円となり、前の期より382億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は33.6%減の312億円。営業利益率は前の期の7.6%より2.3ポイント低い5.3%だった。経常利益は30.5%減の309億円、純利益は69.9%減の58億6500万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.1%となり、前の期の7.1%より5ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が2.4%増の6000億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比4.1％減の300億円を計画。経常利益は同16.1％減の260億円、純利益は同2.3倍の140億円、EPSは22円81銭を見込んでいる。