ローランドDG 2013年3月期 売上高0.4%減 純利益48.2%減

ローランド ディー．ジー．（6789・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より0.4%、純利益が48.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は20円03銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高23.4%増、純利益505.9%増、1株当たり純利益（EPS）121円35銭を見込んでいる。

ローランドDGは5月8日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.4%減の312億円となり、前の期より1億1500万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は1.8%減の14億2300万円。営業利益率は前の期と同じ4.6%だった。経常利益は1.4%減の13億600万円、純利益は48.2%減の3億5600万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.5%となり、前の期の2.9%より1.4ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は23.4%増の385億円を計画。営業利益は165.4%増の37億8000万円を予想。経常利益は179.3%増の36億5000万円、純利益は505.9%増の21億6000万円、EPSは121円35銭を見込んでいる。