ドウシシャ 2013年3月期 売上高3.3%減 純利益10.2%減

ドウシシャ（7483・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より3.3%、純利益が10.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は120円67銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高7.8%増、純利益9.1%増、1株当たり純利益（EPS）131円40銭を見込んでいる。

ドウシシャは5月8日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.3%減の992億円となり、前の期より33億9700万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は23.7%減の67億6100万円。営業利益率は6.8%となり、前の期の8.6%から1.8ポイント低下した。経常利益は17.1%減の73億9500万円、純利益は10.2%減の44億9100万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.5%と、前の期の11.7%より2.2ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は7.8%増の1070億円を計画。営業利益は18.3%増の80億円を予想。経常利益は8.2%増の80億円、純利益は9.1%増の49億円、EPSは131円40銭を見込んでいる。