中部飼料 2013年3月期 売上高0.8%増 純利益4.9%減

中部飼料（2053・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.8%増加したが、純利益は4.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は48円77銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高6.2%増、純利益21.6%減、1株当たり純利益（EPS）は38円16銭を計画している。

中部飼料は5月8日午後2時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.8%増の1364億円となり、前の期より11億4500万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は14.9%減の21億9700万円だった。営業利益率は1.6%となり、前の期の1.9%から0.3ポイント低下した。経常利益は11.7%減の22億6700万円、純利益は4.9%減の12億7500万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.8%となり、前の期の4.2%より0.4ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は6.2%増の1450億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は31.7%減の15億円、経常利益は31.7%減の15億5000万円、純利益は21.6%減の10億円と減益を予想。EPSは38円16銭を見込んでいる。