矢作建設 2013年3月期 売上高7.3%増 純利益8.5%減

矢作建設工業（1870・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ7.3%増加したが、純利益は8.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は27円29銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高4.6%増、純利益9.8%増、1株当たり純利益（EPS）29円95銭を見込んでいる。

矢作建設は5月8日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.3%増の669億円となり、前の期より45億4000万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は16.7%減の25億8100万円だった。営業利益率は前の期の5.0%より1.1ポイント低い3.9%だった。経常利益は19.1%減の21億3300万円、純利益は8.5%減の11億8400万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.1%と、前の期の4.6%より0.5ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は4.6%増の700億円を計画。営業利益は27.8%増の33億円を予想。経常利益は35.9%増の29億円、純利益は9.8%増の13億円、EPSは29円95銭を見込んでいる。