佐藤商事 2013年3月期 売上高2.0%減 純利益1.2%減

佐藤商事（8065・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.0%、純利益が1.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は77円28銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高1.8%増、純利益1.0%増、1株当たり純利益（EPS）78円03銭を見込んでいる。

佐藤商事は5月8日午前11時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.0%減の1601億円となり、前の期より32億8100万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は13.4%減の26億800万円。営業利益率は前の期の1.8%より0.2ポイント低い1.6%だった。経常利益は11.5%減の27億5100万円、純利益は1.2%減の16億8300万円だった。自己資本利益率（ROE）は6%となり、前の期の6.6%より0.6ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は1.8%増の1630億円を計画。営業利益は0.1%増の26億1000万円を予想。経常利益は0.7%増の27億7000万円、純利益は1.0%増の17億円、EPSは78円03銭を見込んでいる。