システナ 2013年3月期 売上高3.4%増 純利益33.0%増

システナ（2317・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が3.4%、純利益が33.0%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が1.3%増となる一方、純利益は10.6%減を予想している。

システナは5月9日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.4%増の316億円となり、前の期より10億3200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は23.2%増の22億4400万円だった。営業利益率は前の期より1.2ポイント上昇し7.1%となった。経常利益は19.5%増の22億9200万円、純利益は33.0%増の12億300万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.3%となり、前の期の6.6%より2.7ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は44円04銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は1.3%増の320億円と、4億1400万円の増収を見込む一方、営業利益は14.9%減の19億1000万円、経常利益は15.7%減の19億3100万円の減益となる見通し。EPSは40円51銭を予想している。