藤森工業 2013年3月期 売上高2.6%増 純利益57.8%増

藤森工業（7917・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

藤森工業は5月9日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.6%増の847億円となり、前の期より21億5700万円増加。本業のもうけを示す営業利益は22.8%増の59億2000万円だった。営業利益率は7.0%となり、前の期の5.8%から1.2ポイント上昇した。経常利益は20.6%増の63億800万円、純利益は57.8%増の44億6200万円だった。自己資本利益率（ROE）は12.4%と、前の期の9.2%より3.2ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は254円91銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が5.0%増の890億円、営業利益は18.2%増の70億円を見込む。EPSは242円66銭を予想している。