セコム 2013年3月期 売上高12.7%増 純利益79.4%増

セコム（9735・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

セコムは5月9日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は12.7%増の7656億円となり、前の期より864億円増加。本業のもうけを示す営業利益は33.7%増の1083億円だった。営業利益率は14.2%となり、前の期の11.9%から2.3ポイント上昇した。経常利益は29.3%増の1136億円、純利益は79.4%増の636億円だった。自己資本利益率（ROE）は10%となり、前の期の5.9%より4.1ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は291円65銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が5.7%増の8094億円、営業利益は4.1%増の1128億円を見込む。EPSは302円84銭を予想している。