バイテック 2013年3月期 売上高16.6%減 純利益9.9%減

バイテック（9957・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より16.6%、純利益が9.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は53円43銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高17.4%増、純利益84.1%増、1株当たり純利益（EPS）98円34銭を見込んでいる。

バイテックは5月9日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は16.6%減の1022億円となり、前の期より204億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は11.4%減の9億2200万円。営業利益率は0.9%となり、前の期の0.8%から0.1ポイント上昇した。経常利益は22.9%減の8億9200万円、純利益は9.9%減の6億2400万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.9%となり、前の期の8%より1.1ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は17.4%増の1200億円を計画。営業利益は84.2%増の17億円を予想。経常利益は90.6%増の17億円、純利益は84.1%増の11億5000万円、EPSは98円34銭を見込んでいる。