アコム 2013年3月期 営業収益8.3%減 純利益2.9%減

アコム（8572・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。営業収益が前の期より8.3%、純利益が2.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は133円02銭だった。

2014年3月期は減収増益を計画。営業収益0.2%減、純利益89.5%増、1株当たり純利益（EPS）は252円14銭を見込んでいる。

アコムは5月9日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は8.3%減の1930億円となり、前の期より174億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は32.1%減の209億円。営業利益率は前の期より3.8ポイント低下し10.9%となった。経常利益は32.2%減の218億円、純利益は2.9%減の208億円だった。自己資本利益率（ROE）は7.8%となり、前の期の8.7%より0.9ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。営業収益は0.2%減の1927億円と、3億2800万円の減収となる見通し。一方、営業利益は118.0%増の457億円、経常利益は112.5%増の464億円、純利益は89.5%増の395億円と増益を予想。EPSは252円14銭を見込んでいる。