三井不動産 2013年3月期 売上高8.0%増 純利益18.6%増

三井不動産（8801・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

三井不動産は5月9日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.0%増の1兆4456億円となり、前の期より1075億円増加。本業のもうけを示す営業利益は17.6%増の1481億円だった。営業利益率は前の期の9.4%より0.9ポイント高い10.3%だった。経常利益は20.1%増の1230億円、純利益は18.6%増の594億円だった。自己資本利益率（ROE）は5.3%となり、前の期の4.8%より0.5ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は67円69銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が5.8%増の1兆5300億円、営業利益は8.0%増の1600億円を見込む。EPSは74円01銭を予想している。