エイチアンドエフ 2013年3月期 売上高30.6%増 純利益144.3%増

エイチアンドエフ（6163・ジャスダック）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が30.6%、純利益が144.3%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が5.1%増となる一方、純利益は34.4%減を予想している。

エイチアンドエフは5月9日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は30.6%増の237億円となり、前の期より55億7000万円増加。本業のもうけを示す営業利益は284.8%増の27億1600万円だった。営業利益率は11.4%となり、前の期の3.9%から7.5ポイント上昇した。経常利益は266.2%増の26億7100万円、純利益は144.3%増の16億100万円だった。自己資本利益率（ROE）は19.9%と、前の期の9.3%より10.6ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は162円57銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は5.1%増の250億円と、12億2000万円の増収を見込む一方、営業利益は36.7%減の17億2000万円、経常利益は36.4%減の17億円の減益となる見通し。EPSは106円60銭を予想している。