ツムラ 2013年3月期 売上高10.7%増 純利益14.5%増

ツムラ（4540・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ツムラは5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.7%増の1056億円となり、前の期より101億円増加。本業のもうけを示す営業利益は8.9%増の231億円だった。営業利益率は前の期の22.2%より0.3ポイント低い21.9%だった。経常利益は11.6%増の243億円、純利益は14.5%増の153億円だった。自己資本利益率（ROE）は前の期と変わらずの14.1%だった。1株当たり純利益（EPS）は217円98銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が6.0%増の1120億円、営業利益は6.8%増の247億円を見込む。EPSは231円12銭を予想している。