スズキ 2013年3月期 売上高2.6%増 純利益49.2%増

スズキ（7269・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

スズキは5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.6%増の2兆5783億円となり、前の期より661億円増加。本業のもうけを示す営業利益は21.2%増の1445億円だった。営業利益率は前の期の4.7%より0.9ポイント高い5.6%だった。経常利益は19.2%増の1555億円、純利益は49.2%増の803億円だった。自己資本利益率（ROE）は7.5%と、前の期の5.5%より2.0ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は143円31銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が8.6%増の2兆8000億円、営業利益は3.8%増の1500億円を見込む。EPSは160円44銭を予想している。