ローム 2013年3月期 売上高4.0%減 最終赤字524億円

ローム（6963・大証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は524億円の赤字となり、前の期の161億円の赤字より損失が363億円拡大した。2014年3月期は最終黒字が135億円、1株当たり純利益（EPS）125円22銭を見込んでいる。

ロームは5月9日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比4.0％減の2924億円、営業損益は9億2100万円の赤字（前期63億5200万円の黒字）、経常利益は同61.8％増の117億円だった。最終損益は524億円の赤字（同161億円の赤字）。

最終損失の計上により純資産は6136億円となり、前の期から206億円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が2.6%増の3000億円となる見通しを明らかにした。営業損益は165億円の黒字を計画。経常利益は前期比27.3％増の150億円、最終損益は135億円の黒字、EPSは125円22銭を見込んでいる。