名鉄運輸 2013年3月期 売上高2.9%増 純利益63.4%減

名鉄運輸（9077・名証2部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ2.9%増加したが、純利益は63.4%減少した。1株当たり純利益（EPS）は31円80銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高0.9%減、純利益は9.4%減、1株当たり純利益（EPS）は28円81銭を見込んでいる。

名鉄運輸は5月9日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.9%増の922億円となり、前の期より26億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は28.2%減の22億9300万円だった。営業利益率は2.5%となり、前の期の3.6%から1.1ポイント低下した。経常利益は27.0%減の22億6300万円、純利益は63.4%減の7億7200万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.5%と、前の期の20.6%より14.1ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が0.9%減の915億円となり、7億8900万円の減収となる見通し。営業利益は8.4%減の21億円、経常利益は16.0%減の19億円、純利益は9.4%減の7億円を予想。EPSは28円81銭を見込んでいる。