東リ 2013年3月期 売上高5.0%増 純利益266.9%増

東リ（7971・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が5.0%、純利益が266.9%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.5%増となる一方、純利益は3.7%減を予想している。

東リは5月9日午後2時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.0%増の849億円となり、前の期より40億3700万円増加。本業のもうけを示す営業利益は66.3%増の19億3100万円だった。営業利益率は前の期より0.9ポイント上昇し2.3%となった。経常利益は85.4%増の19億2300万円、純利益は266.9%増の10億3800万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.2%となり、前の期の1.2%より3.0ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は16円70銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.5%増の870億円と、20億8800万円の増収を見込む一方、営業利益は6.8%減の18億円、経常利益は6.4%減の18億円の減益となる見通し。EPSは16円07銭を予想している。