三社電機 2013年3月期 売上高22.1%減 純利益29.7%減

三社電機製作所（6882・大証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より22.1%、純利益が29.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は72円01銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高4.6%増、純利益9.8%増、1株当たり純利益（EPS）79円09銭を見込んでいる。

三社電機は5月9日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は22.1%減の205億円となり、前の期より58億4600万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は19.4%減の15億3600万円。営業利益率は前の期の7.2%より0.3ポイント高い7.5%だった。経常利益は13.0%減の16億1600万円、純利益は29.7%減の9億1000万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.7%となり、前の期の10.4%より3.7ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は4.6%増の215億円を計画。営業利益は7.4%増の16億5000万円を予想。経常利益は2.1%増の16億5000万円、純利益は9.8%増の10億円、EPSは79円09銭を見込んでいる。