トピー工業 2013年3月期 売上高5.7%減 純利益13.0%減

トピー工業（7231・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.7%、純利益が13.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は14円38銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高2.7%増、純利益8.5%増、1株当たり純利益（EPS）15円60銭を見込んでいる。

トピー工業は5月9日午後1時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.7%減の2269億円となり、前の期より136億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は33.8%減の69億9000万円。営業利益率は3.1%となり、前の期の4.4%から1.3ポイント低下した。経常利益は14.6%減の62億3400万円、純利益は13.0%減の34億900万円だった。自己資本利益率（ROE）は4%と、前の期の4.8%より0.8ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は2.7%増の2330億円を計画。営業利益は5.9%増の74億円を予想。経常利益は5.9%増の66億円、純利益は8.5%増の37億円、EPSは15円60銭を見込んでいる。