大日本住友製薬 2013年3月期 売上高0.8%減 純利益16.4%増

大日本住友製薬（4506・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は0.8%の減収となったが、営業利益は22.8%、純利益は16.4%増加した。1株当たり純利益（EPS）は25円28銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高6.1%増、純利益29.4%増、1株当たり純利益（EPS）32円72銭を見込んでいる。

大日本住友製薬は5月9日午後1時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.8%減の3477億円となり、前の期より26億7100万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は22.8%増の250億円と増益を確保。営業利益率は7.2%となり、前の期の5.8%から1.4ポイント上昇した。経常利益は29.8%増の245億円、純利益は16.4%増の100億円だった。自己資本利益率（ROE）は3%と、前の期の2.7%より0.3ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.1%増の3690億円を計画。営業利益は3.8%増の260億円を予想。経常利益は2.0%増の250億円、純利益は29.4%増の130億円、EPSは32円72銭を見込んでいる。