デリカフーズ 2013年3月期 売上高4.5%増 純利益74.7%増

デリカフーズ（3392・東証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が4.5%、純利益が74.7%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が3.2%増となる一方、純利益は17.3%減を予想している。

デリカフーズは5月10日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.5%増の242億円となり、前の期より10億3200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は9.8%増の6億7600万円だった。営業利益率は2.8%となり、前の期の2.7%から0.1ポイント上昇した。経常利益は12.5%増の6億6300万円、純利益は74.7%増の4億1100万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.3%となり、前の期の5.7%より3.6ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は69円99銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は3.2%増の250億円と、7億7500万円の増収を見込む一方、営業利益は5.3%減の6億4100万円、経常利益は5.1%減の6億3000万円の減益となる見通し。EPSは57円24銭を予想している。